緑に囲まれた1000坪の敷地に建つ平屋の邸宅
リビングダイニングは外との繋がりを最大限に活かすため
大開口をとるということは設計上外せない一番のポイントで
実際についた窓は合わせて全長8mとなりました!
こちらに付ける窓掛けもまたその設計の意図を最大限に活かすものにしなくてはなりません。
インテリアのテイストはシンプルモダンな中にアンティークとクラッシックの要素が家具などでちりばめられたミックススタイルで
クラッシックを強調するならば生地がたっぷりでクラス感も感じられる両開きのカーテンのスタイルをお勧めするところですが
ここまでの大開口となると、生地の量も半端なくカーテンのスタイルだとどうしても重さも強調されてしまいます。
クラッシックで整えた玄関に対してLDKの方は明るさと軽やかさを対比として演出したいこともあり、カーテンのスタイルはやめて、
シェード、プレーンシェードのスタイルをご提案させていただきました。
生地が上にたまるこのスタイルは外との繋がりを活かすのにぴったりな上、
無機質な感じになりすぎず、柔らかさを演出することができることが
シェードをお勧めさせていただいた理由となりました。
生地はざっくりとした素材感の中に光沢が感じられるものとし
ナチュラルでありながらエレガントさも感じられます。
色はグレー、ベージュ、ライトブルーがミックスした
明るいけれど複雑な深みのある色で
ホワイトとグレージュが基調となっているインテリアにさりげなく色を添えてます。
ただし、このサイズの窓なので
シェードを毎日上げたり下ろしたりが大変になるのではということが心配だったのと、
間に操作のコードがぶら下がることも避けたかったので
操作は電動とさせていただきました。
朝は一番にカーテンを開けたいもの
そして外に見える景色が美しいならなおさらのこと
リモコンひとつでカーテンが開けられるのはとっても便利。
吹き抜けなどの手が届かない場所に付く窓だけでなく
こちらのように大きなサイズの窓や
窓の数が沢山ある場合などには
窓掛けに電動を取り入れることは本当にお勧めです。
実際に「電動にして良かった」というのは今回の窓掛けプランでご主人さまにも一番に仰っていただいたポイントです。
今回のシェードに限らず、両開きカーテン、ブラインド、バーチカルブラインドなど
ほとんどのカーテンの種類、スタイルで電動式のタイプが出ていますので
電源の確保が可能な場合とはなりますが、電動操作を選択肢の一つに入れられてはいかがでしょうか。
Hiromi Takahashi さま邸
https://www.instagram.com/hirominterior/