「このリビングに必要な明るさってどのくらいですか?」
「どれくらいの大きさの照明をつけたらいいですか?」
照明計画をする際に必ずいただくご質問
まず最初にお答えするのは一般論
「計算上は1畳あたり30Wが目安といわれているので、、、この広さならこれくらいですかね」
※現在はLEDが主流なので、lm(ルーメン)で換算すると 30W=400lmなので
1畳あたり400lmとなりますね
これをお伝えした上で
さて
その方自身、そしてそこに住まわれる方は、
明るめが好きなのか、落ち着いた感じが好きなのか
そのあたりのお好みをお伺いしていきます
明るさの感じ方は本当に人それぞれで
「これが正解ですよ!」とは決して言うことができないものなんですよね。
視力が悪い方は照度高めを好まれる傾向がありますし
ご高齢の方は水晶体が黄濁化していくので、
電球色の赤味のある光色はさらに周りが赤く見えてくるので
昼白色を好まれる傾向があるようですね
それから一般的に「明るいのが好き」と言われる方は
電球色=暗い 昼白色=明るい
と認識されていることが多い気がします
「照明の明るさはどれくらいにすればよいのか?」
一般論を踏まえたうえで
今のお住まいの照明がどうなのか、それをどう感じてすごしておられるのか
そのあたりのヒアリングがマストになりますね
そこから照明計画がはじまります
どのように器具を配置するか、
配灯計画でも明るさの感じ方は変わってきます。
照明の選び方は本当に奥深いですね。
シーリングライト、ダウンライト、テーブルスタンド、フロアスタンド、ペンダントライト、スポットライト、間接照明
配灯の仕方やデザインなどの照明の選び方については
またの機会に書いてみたいと思います